« | »

2011.03.05

屋久島EV体験

尾之間温泉

屋久島に行ってきました。 写真は南部の「尾之間(おのあいだ)温泉」。 すばらしい、アルカリ硫黄泉です。

世界遺産の島、屋久島では、Co2削減を目指して、五島列島などと同様、EV(電気自動車)の導入を進めています。

そこで、早速、EVをレンタカーで借り、試してきました。 軽扱いの三菱アイ・ミーヴがオリックスレンタカーで、小型車サイズの日産リーフは日産レンタカーで借りられます。

I-miev

上の写真は、運転席のメーターの写真。 右側の数字は速度ではなく、「およその残走行距離」。 「あと31kmくらい走れます」という意味です。 満タンで120kmくらいから始まり、走るごとにこの数字と左側の充電量のメーターが減っていきます。

しかし、ガソリン車に慣れていると、この減り具合がとっても「早い」! どんどん減っていくので、これで屋久島一周できるのか、とかなり不安になります。 さらに、ライトを点灯すると10kmくらい減り(つまりトンネルに出入りしていると、あっという間に走れなくなる!?)、冷暖房をつけると減り、バッテリーを使うと、どんどん減っていってしまうのです。 これでは使えないではないか!

と思ったのですが、走るうちに、コツがつかめてきました。

真ん中のメーター。 ふつうに走っていると緑色の「Ecoモード」のライン上に針がきます。 坂道をふかしたりするとメーターが右(Power寄り)に寄り、一気に充電量がなくなります。 ただ、左側の青色の「Chargeモード」に針を置くように走ると、少しずつ、残距離が伸びていくのです。 いわゆるガソリン車で言う「エンジンブレーキ」状態のときが、このChargeモード。アクセルを離して惰性で走ったとき、電気がチャージされるのです。

例えば、港のある「安房(あんぼう)」から、屋久杉の森(ヤクスギランド=屋久杉の散策路)へ行くには、かなりの上り坂を片道10kmくらい走るのですが、往きはメーターがどんどん減り、80kmあった残走行量が、20kmまで減りました。 が、下りとなる帰りはどんどんチャージされ、60kmまで復活。 結局、平地を走ったと同じだけのエネルギー消費で済みましたが、まるで、ゲームのようでした!

monkey

EV化は、自動車産業を活性化させるとともに、今後値上がりが予想される化石燃料からの脱却や環境保護につながり、さらに、エネルギーとなる電気代が安いので、悪いことが何もありません。 問題は、走行距離がガソリン車より短いのと、蓄電時間が長い(普通充電で数時間、満タンの80%までの急速充電でも20~30分くらいかかる)こと。 つまり、夜間に充電しておくのが日課となる車なのです。

今後、日本の宿でも、レンタカー事業許可を取り、「EVレンタカー」と「蓄電器」が設置されていて当たり前の時代となるでしょう。屋久島では、屋久島グリーンホテルさんが、日産リーフを導入しました。

屋久島のような世界遺産では、ガソリン車の入山規制を行い、EV車なら入れるようにすることで、観光地での環境保護とレンタカー需要の活性化が望めると思います。

全国の自治体で、なるべく早く検討されることを強くおすすめします。 まずは、屋久島町さんにお願いしたいところですね!


当サイトへのリンクはフリーです。掲載の写真等の無断転用は禁止しております。引用・転用をご希望の方は、ご連絡をいただければ対応いたします。