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2009.12.05

BRUTUS

ブルータス

久しぶりに、BRUTUSで「日本の宿」特集。

1998年(417号)で「注文の多い日本旅館」で日本の宿を特集して以来、数年ぶり4度目でしょうか。11年前と同じく、トップを飾るのは屋久島の「送陽邸」。

他の雑誌が「温泉、温泉、温泉」と温泉宿ばかりに注目するのと違い、宿業界の先を読む雑誌として注目しています。この内容についてこれる旅館・宿屋さんこそ、次の道が拓けるのではないでしょうか。BRUTUS世代が一貫して欲しているのは、その土地のカルチャーであり、ネイチャーであり、アートであり、いわゆる土地のスタイル。

それは、11年間変わりなく、しかし、旅館・宿屋サイドが追いつけなかったがために、追いつけた宿ばかりがまた特集されるという循環になっているようです。11年前の417号を久しぶりに開いてみると、まさしく今と同じことを提言しています。

▼理想の日本旅館はこうあるべきだ!(BRUTUS417号より)

・ 旅館のルールを客に押しつけない。

・ 9時以降の朝食が許される。

・ マニュアル通りにしか動けない仲居は不要。

などなど。

今号でもいきなり、宿選びのチェックリスト。

・ 旅の目的に合っていれば、高級旅館でも民宿でもいい。

・ 宿泊費に見合った施設、サービスの質かどうかが大切だ。

・ とは言っても、その宿に1つでもずば抜けた個性があれば施設・サービスが良くなくても行ってみたい。

・ 例えば、そこでしか見ることのできない絶景があれば山小屋でも行ってみたい。

来ましたねー「山小屋」!

白馬鑓温泉小屋が「日本の宿」で特集されるなんて、画期的ではないでしょうか。

今号で紹介されている「残念な宿」も笑えます。

1) 宿泊プランが複雑な宿。(ネットエージェントのいいなりになったのがこうしたのかも)

2) 元・美人女将の宿。(自覚ある方こそ、控えめになるものです)

3) 高級ラブホなおこもり宿。(旅館の方針として食欲、性欲を追うのも必要です。が、マズローでいう根源欲求ばかりを追うのではなく、宿と自分のライフスタイルを重ね合わせる自己実現欲求にも対応しろ、と言っているのでしょう)

4) とんでもない「別邸」だ。(部屋に「風」とか、一文字の名前がついている宿が要注意とか)

5) 地産地消が感じられない宿。(大量仕入を反面教師にしていかねばなりません)

6) ただ遠いだけの秘境の宿。(秘境で高級旅館とか)

7) 体験しなくていい体験宿。(労働体験をさせられる…昔ありましたねえ)

8) いまだに売りがバリ風。(BRUTUS世代にとって、ブームが去った時それは寂寥感に)

旅館・宿屋さんにおすすめは「女子好みの宿」コーナー!(102ページ)

好きなタイプの女子が言っている進言を家訓に取り入れましょう!


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