2009.12.03
石畳の宿に泊まる
またまた、田舎にやってまいりました。
今日は、四国の内子町。
農家民宿や喫茶店の二階の町家宿、木蝋を使った和蝋燭の産地として伝統的町並みが保存され、その中にも粋な木造宿。そんな、心がほっとするような宿の宝庫です。
今日泊まったのは、「石畳の宿」。
町から一日3便のバスに乗り、30分。棚田の残る石畳地区の古民家を改造した町営の宿。二階に3室、一階に1室。空いている日には2人でも貸切になるほどの、小さな宿。
ここでは、近所のお母さんたちが田舎料理を作りにきてくれるのですが、これがまた絶品なんですよねえ。特に天ぷら。 今の時期しか味わえない「柿の天ぷら」は、その繊細な甘さといい、なぜこの「柿天」をあまり見かけないのか不思議になるくらい魅力的な味。そして、さくさく、クリスピー!
しばし、命の洗濯です。
次回「自遊人」は、「転泊」がテーマ。
私は、出張とかどこかに旅に出た時に、もう一泊、自分の行きたい宿に「逃げる」余裕をもとうと提案しています。忙しい日々、このまま流されていると、倒れそうになってきます(笑)
たまには、日常から逃げなければ…..
函館から始まり、定山渓、長野、山代、都城、福岡、関空、内子と続いた旅も、これから京都。そして、山代に戻って「転泊」いったん終了。東京に戻ります。
仕事と逃避と繰り返す旅。さていったいどこが仕事で、どこが「逃避宿泊」でしょうか。