2011.03.28
この度の大震災・大津波・原発事故と三重苦に見舞われた福島県相双地区…
つい先日、南相馬市鹿島区の農家民宿「翠の里」さんにはお世話になりました。無事、疎開されていることでしょう。
原発のお膝元の富岡町には、岩井戸温泉というよい湯があり、ゆっくりさせていただきました。
夜の森地区では、「日本一の桜並木」が、誰からも愛でられることなく、もうすぐ今年もまた咲いてくれることでしょう。
相双地区の皆さん、お元気でしょうか!
こんなことになってしまい、日本で最大の犠牲者になってしまわれたことに心からお見舞いを申し上げます。
しかし、どうして、原発に県名が付けられてしまったのでしょう。 保安院1号機とか付けておけばよかったに…
某テレビ局のご長寿番組、DASH村も、もう放送されないかもしれません。
アヒル村長がきっと永遠に家を守ってくれることでしょう。
どうしてこんなことになったのか。
日本人の私たちは、この素晴らしい「地域」の一部を、史上初めて犠牲にしなくてはならないかもしれません。
立入禁止の国土を作った時代に生きた私たちの責任は、末代まで語り継がれても仕方ありません。
一刻も早く、相双地区に平和な日々がふたたび訪れますように。 また、穏やかな土地が戻ってきますように。
おいしい干物をまたいただけますように。願わずにはいられません。
2011.03.28
井門観光研究所のFacebookページを作ってみました。
個人のページのほか、こうしてグループや会社のページを作ることもできるそうです。
ブログともども、よろしくお願いします。
2011.03.24
原発事故の影響を受けて、大気中や水の放射能が問題になっています。
水に関しては、以前、WHOの基準に照らせば「温泉成分に含まれたホウ素・フッ素を長期にわたり摂取すれば歯が黒くなる等の悪影響を及ぼす」と勧告され、温泉成分を除去せよと温泉旅館が命じられた時を思い出します。
放射能の影響を受ける福島県浜通りの一部地域では、ヨウ素剤が配布され、今度はヨウ素が含まれているので乳児は水の摂取を控えよ、とまったくの「説明不足」な説明が続いています。 ここでも「長期に」という説明が抜けていると思えてなりません。 さらに金町浄水場で検出されるということは、他の浄水場でも出るわけで、それこそ関東・東北がパニックになるおそれさえあります。 池上彰さんの番組視聴率が上がる理由がわかります。
少なくとも、放射能に関しては、温泉成分にも含まれているわけで、新潟県村杉温泉の「角屋旅館」さんが、きちんとホームページ上で説明されています。 これをお読みになると、0.3マイクロシーベルトというのが温泉並み程度というのがおわかりになると思います。
政府はきちんとした説明責任を果たして欲しいですね。 このままでは、一部企業(外資からの水輸入企業等)の株が上がる効果しかありません。 シャングリ・ラ東京さんや箱根の湯ネッサン同様、休業せざるを得ないサービス業が続出してしまいます。 すこし様子を見ていようと思います。