2011.01.27
その魅力が伝わらなければ、ただの大雪。
今年は「大雪」です。
写真は、松之山温泉(新潟県)「ひなの宿千歳」さんの露天風呂…..。
雪見露天のはずが、「雪洞露天」になっています! なんとも!他で味わえない露天風呂です。
松之山温泉への道路脇も3メートルを越す雪。
この「天からの授かりもの」のお陰で、除雪車は毎日大忙し。 仕事のなかった建設業の方も少しホッとしたことでしょう。
観光事業者も、「雪」を地域資源として、もっともっと訴求していかねばならないと思います。
都会や海外の方は、こんなにもの雪を見ることはないのですから!
一方、松之山温泉の山向こう(岩室温泉)では、老舗名旅館「綿屋」が、ひっそりとその歴史に幕を閉じ、事業譲渡されました。
どうして? なぜ?旅館の個性やすばらしさがもっと知られなかったのだろう。
旅館倒産のニュースを聞く度に、そう思います。
松之山温泉では、地元のお米が食味コンクールで表彰されたり、旅館の人たちの取り組み(朝ごはんの改革)が全国表彰されたことでの大祝賀会。 棚田でできたコシヒカリのおにぎりに、地元特製の味噌を塗って。 出汁にお米を入れた「棚田鍋」に、漬物に、銘酒「松乃井」純米大吟醸…..と、米どころならではのメニューを堪能しました。
最近、フェイスブックが世を賑わしていますが、旅館もファンページを作るべきですね。 伝わらなければ、せっかくの資源や努力も、雪のように溶けてなくなってしまいます。 時代が変われど、ファンの多い温泉、ファンの多い旅館こそが、生き残る時代かと思います。
いいね!まずは、こんな感じ。
こんなの格好いい。